カウンターの一人客

   

小さな居酒屋の作り方、運営者の大久保です。

 

私のお店は、東京の郊外の住宅街にあります。

 

新宿まで電車で20分という通勤通学にはとても便利な街です。

 

一人暮らしも家族で住んでいる方も多いのです。

 

親が住んでいるから、この街に住み続けているという人もいれば、都心に比べ家賃が安いからという理由で住んでいる人もいます。

 

ここで僕が気にしているのは、一人暮らしの人。

 

一人で住んでいて、会社や学校の往復だけの人が多いみたいなんです。

 

そんな人たちは、コンビニとかスーパーでお弁当やお惣菜を買ってきて、テレビを相手にご飯を食べているそうです。

 

それが悪いとは思ってませんが、僕たち小さな飲食店は、そういう人たちをもっとを受け入れるべきだと思うんです。

 

先日も一人暮らしの女性のお客さんに言われました。

「ここに来なかったら一歩も家から出ないで、誰とも喋らなかった。」って。

この街に住んでそろそろ半年。だけどこの街には一人も友達がいないんだそうです。(彼女は僕のお店でちょっとずつ、お友達を増やしています。)

 

それはそうだよな〜。

 

だって人との接点が作れないもん。

 

飲食店のカウンターって、どのお店も様々な人がやってきます。

カウンターでの会話から友達もできたりします。

(きちんとしたバーなどでは、隣の人に話しかけることを禁止しているお店もあります。)

 

カウンターの中の店員が人と人を結びつけることもできます。

そこに団らんみたいなのが生まれるのです。

 

僕の場合は東京の郊外だけど、どこの町でも同じことが起こっていると思う。

 

 

そして最近では「こども食堂」なんてのがあるそうです。

子ども食堂こどもしょくどう)は、子どもやその親、および地域の人々に対し、無料または安価で栄養のある食事や温かな団らんを提供するための日本の社会活動。 出典 WIKI

 

僕たちは商売人としての飲食店です。無料で食事の提供はできないけど、栄養のある食事やあたたかな団らんを提供することはできます。

 

僕が今思っているのは、「一人飲み普及委員会」(仮称)または「大人食堂」みたいなのを作りたいんです。

 

商売人として考えれば、一人飲み需要を増やそうと考えられます。

ひとりの人間として考えれば、孤独な人を減らせるとも考えられます。

 

僕たちの仕事って、食事や飲み物を提供するだけではなくて、お客さんを元気にさせることだったりもします。

 

そんな考えに賛同してくれるお店があればいいなと思っています。

 

 

でも一人で飲食店に行くのって、結構ハードルが高いんだよな〜。

 

 

 - 駄文

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