たった1枚のCDで人生が変わることもある…

      2017/05/15

小さな居酒屋の作り方、運営者の大久保です。

 

CDって買います?

今時は配信なので、 CDを買うことが少なくなったと思います。

 

実はある時、1枚のCDを買いました。

 

それで、こんなに人生が豊かになるなんて想像もできませんでした。

 

当時、僕が経営していたのは、約40席の居酒屋。

バイトの確保にいつも困っている状態の時に、店の外に貼ってある「アルバイト募集」の張り紙を見て、一人の若者がやってきました。

ちょっと髪の長い、爽やかなイケメン。

 

話を聞いてみると、吉祥寺で飲食の経験があるそうだ。そして、将来は自分の店が欲しいということ。

だけど副業で、突然3〜4日休むことがあるかもしれない。それでも働かせてくれますか、ということ。

 

彼の風体を見て「もしかしてミュージシャン」と聞いてみた。ミュージシャンだと、突然のライブやツアーがあるからだ。

僕の勘は当たったようで、ベースを弾いていると言っていた。

そんな話をしながら、なんだか少し彼の様子がおかしかった。何か困っているようだ。

 

すると突然、彼が話し出した。「ぶっちゃけてもいいですか?何でこのCDがこのお店で流れてるんですか?これ、俺が弾いてます!」って。

 

当時お気に入りのCDだったので、なんだかすごく嬉しくなっちゃいました。

 

そのCDは、ビレッジバンガード吉祥寺店で、パワープレイされていたもの。

女の子が下手くそな英語で「WHAT A LOVELY WAY」を歌ってた。

英語は下手なのだが、すごく引き込まれてしまって、すぐに手に入れた。

ボーカルは「ROCO」。

全体に可愛い楽曲で、可愛いもの好きのおじさんとしてはすぐに気に入って、毎日のようにお店で流していたのだ。

そのCDを流しながらの、バイト面接だったのだ。

 

ROCO コミカルライフ

 

↑こちらをクリックすると、無料でサンプルが聞けます。

 

 

好きなCDのプレイヤーと聞いて、それだけの理由で働いてもらうことにした。

彼の名前は「ヨッシー」。プロのミュージシャン。

当時「カメラマンズ」というバンドで、メジャーデビューしていた。

「ROCO」とは同じ「ワールドアパート」という事務所に所属していたので、ベースを担当したそうだ。(ワールドアパートにはPE'Zも所属している)

 

ヨッシーは吉祥寺のカフェで働いていたそうだ。そこは音楽好きが集まるお店だったそうだ。そして、料理を覚えて、将来飲食店で独立したいと考えている若者も多かった。

そんないいお店で働いていたのに、なぜか僕のお店に来てくれたのだ。

明るく前向きで、計画性のある彼は、人気者だ。

吉祥寺から友達をたくさん連れてきてもした。

 

それから、なぜか僕の店は、「ミュージシャン」と「飲食店の独立志望者」の集まる店に変わっていったのだ。

どんなミュージシャンや独立志望者が集まってきたかは、今度お話しよう。

 

たった1枚のCDから、こんなにご縁が生まれるとは思ってもみなかった。

ヨッシーからのご縁なのかもしれない。

本当に感謝している。

 

そしてヨッシーは、3年くらい僕の店で働いてくれた。

 

今は結婚して子供とともに、実家のある広島に住んでいる。

 

飲食店志望だったはずなのに、なぜか靴職人になりながら、今もバンド活動をしているそうだ。

最近ではFacebookでのやり取りだけだが、元気に暮らしていから、何よりだ。

 

追記

ヨッシーからのご縁のRAOさん

RAOさんからも、素晴らしいご縁をいただいている。

よろしければご覧ください。

 

追追記

 

独立志望者の話をこちらに書きました。

よろしければご覧ください。

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