僕の好きな酒屋さん。ぜひ行ってみて!

   

小さな居酒屋の作り方、運営者の大久保です。

 

居酒屋をやるには、お酒を仕入れます。なんで僕が日本酒や焼酎の知識を得たのかをお伝えします。

 

 

「え、ジン君、居酒屋を始めるの?それならうちのお兄ちゃんのお店から仕入れてよ。ちょっと変わってるけど。」

 

嫁さんの会社の同僚の女性から、そんなことを言われたのは、初めてのお店をオープンさせる、1ヶ月前。

 

埼玉県所沢市のはずれにある、小さな酒屋さんを紹介された。そこは、その女性の生家である。

 

事前に話は通っていたようで、お店に伺ったら、店主の小暮さんが相手をしてくれた。

 

話を伺うと、モデルをやっていたそうなのだが、実家の酒屋さんを継ぐことにしたそうだ。(所沢の草刈正雄と呼ばれてました)

 

だけど、昔からある普通の酒屋では、もう商売ができない時代になっていた。

普通の酒屋さんは、コンビニに吸収されて、きつい労働をしなければ、稼げない時代だった。

 

小暮さんはコンビニにはせず、お酒を売ろうと考えていたそうだ。

 

その頃、新潟県の緑川というお酒が、手に入らないと言われていたのだ。

小暮さんは蔵元へ出向き、お酒を扱わせて欲しいと、社長に頼んだそうだ。すると、緑川の社長さんが直接所沢の店舗に来てくれて、お店を見渡した。

 

当時の小暮酒店は、昔ながらの酒屋さんだ。タバコ、ポテトチップス、おせんべい、ちょっとした洗剤、なども並ぶ、雑貨屋さんと一緒になったような酒屋さん。

 

緑川の社長さんは、「これではうちのお酒を扱うのにふさわしくない。日本酒専門店にしてくれ。雑貨はなくすこと。そして、日本酒用の冷蔵庫を用意しなさい。それができたら、商品を卸します。」と、きついことを言われたそうだ。

 

そして、小暮さんは冷蔵庫を仕入れ、お店の店舗を少しずつ変えていった。そして緑川を扱い始めた。その直後くらいに僕らは出会った。

 

僕が出会った頃の小暮さんは、まだ、それほど日本酒や焼酎の知識がなかったのかもしれない。

 

僕と一緒に、いろんな蔵へ勉強に行ったくらいだから。もちろん、緑川酒造にも一緒に足を運んだし、福井県の黒龍も見学させてもらった。

 

小暮さんは、日本酒だけでなく焼酎にも力を入れていた。当時流行り始めていた(いや、流行らせようとしていたのだ)焼酎に、黒木本店の「中々」という焼酎がある。

 

焼酎なんて、まだまだ世の中に出回っていなかった頃である。僕自身、味もつくり方もわかっていないのに、その「中々」を扱うことにした。

小暮さんにお願いして、宮崎県の黒木本店へ、蔵を見学させてもらったことがある。

わからない商品を売りたくないからだ。

 

宮崎県の黒木本店

鹿児島県の西酒造

熊本県の豊永酒造

好きなお酒の蔵は、遊びに行かせてもらった。そして、経営者に会うと、その人たちの情熱をいただける。

焼酎の味もそうだが、それよりも、蔵人たちの情熱を届けたいと思ってしまうくらいに、素敵な人たちばかりだ。

 

小暮さんが情報と商品を仕入れてきてくれる。そして僕も直接蔵へ遊びに行く。

そんなことをずっと続けていた。

 

その頃、杜氏潤平の工藤くんが僕のお店のお客さんになっていた。工藤くんも同行させたりしていたものだ。

 

現在では、小暮さん自身は、本店に立っていない。本店は従業員に任せている。

商品のラインナップも素晴らしいし、スタッフさんの商品知識も素晴らしい。

 

小暮さん自身は「入間店」にいますよ。

 

もし、日本酒や焼酎を欲しいと思ったら、ぜひ小暮酒店に行ってください。

所沢の「北野天神」という交差点の横です。

 

写真は入間店です。

 

追記

 

不思議なもんだよね〜。だって僕の嫁さんの同僚さんが紹介してくれなかったら、こんなに焼酎や日本酒を扱うことができなかったもん。

 

そして、人とも巡り合わなかった。

 

知識や経験を人に語ること、そして行動することで、人と巡り会うんだ。

 

お酒の話で盛り上がって、杉浦日向子さんも、僕のお店の常連になってくれたりするのだから。

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